Slim 3.4.0 リリース

このリリースでは、数多くの新機能と改善が追加されました。まず、リクエストのボディパーサーとエラーレスポンスの出力用にメディアタイプ構造化サフィックス (+json & +xml) がサポートされるようになりました。ルーティングもいくつかの改善が加えられ、2 つの新しいメソッドが追加されました。すなわち removeNamedRoute()setPattern() です。また、解析済み FastRoute ルート情報を routerCacheFile 設定を使用してキャッシュファイルにキャッシュできるようになりました。

New Relic などを使用する場合には朗報があります。 addContentLengthHeaderfalse に設定することにより、レスポンスへの Content-Length ヘッダーの自動追加を無効にできるようになりました。これにより、PHP 拡張機能によって追加された HTML がクライアントに確実に受信されます。

Slim は psr/http-message-implementation の実装であることを明示するようになり、Composer で PSR 7 実装を必要とするパッケージをインストールできるようになりました。安定バージョンの fast-route にも更新しました。

最後に、いくつかのバグ修正があります。最も重要なのは、レスポンスの StreamInterface を複製しなくなったことです。これにより、Slim を Guzzle と一緒に使用するときの問題が解決します。

追加されました

向上しました

修正されました

変更の全リストは こちらにあります。