Slim FrameworkでHello Worldを出力する

このチュートリアルは、Slim Frameworkアプリケーションの作成手順を紹介します。Slim Frameworkは、単一ファイル（通常はindex.php）を介してすべてのHTTPリクエストを送信するというフロントコントローラーパターンを使用しています。デフォルトでSlimにはApache Webサーバーで使用できる.htaccessファイルが付属しています。通常、index.phpでアプリを初期化し、ルートを定義し、アプリを実行します。

ステップ1：アプリを初期化する

最初にSlimアプリケーションをインスタンス化します。オプションでアプリケーションの設定の配列を渡します。

//With default settings
$app = new Slim();

//With custom settings
$app = new Slim(array(
    'log.enable' => true,
    'log.path' => './logs',
    'log.level' => 4,
    'view' => 'MyCustomViewClassName'
));

ステップ2：ルートを定義する

次に、以下の例で示すメソッドを使用してアプリケーションのルートを定義します。

Slimの匿名関数サポートを楽しむためにPHP>= 5.3を使用することをお勧めします。それより低いPHPバージョンを使用する場合、最後の引数はis_callable()で真を返すものにすることができます。

//GET route
$app->get('/hello/:name', function ($name) {
    echo "Hello, $name";
});

//POST route
$app->post('/person', function () {
    //Create new Person
});

//PUT route
$app->put('/person/:id', function ($id) {
    //Update Person identified by $id
});

//DELETE route
$app->delete('/person/:id', function ($id) {
    //Delete Person identified by $id
});

ステップ3：アプリケーションを実行する

最後に、Slimアプリケーションを実行します。これは通常、index.phpファイルで実行される最後のステートメントになります。

$app->run();
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